副業で始めるFX自動売買(システムトレード)

FX自動売買(システムトレード)で始める副業と資産運用

預貯金より安定性が高い投資信託は初心者が始めやすい金融商品

投資を始めようと思っても、怖い・損をしてしまうかも、なにを買っていいのかわからない…そんな不安からはじめの一歩がなかなか踏み出せない…そんな方におすすめなのが「投資信託」です。

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投資信託が投資初心者におススメな3つのポイント

投資信託は3つのメリットから投資初心者におススメとされています。

運用の専門家に任せられる

投資信託の言葉の意味をひも解くと、お金の運用を(投資)専門家にお願い(信託)すること。

投資は怖く、何を買って始めたらよいのかわからない初心者に、どんな金融商品にどの程度投資するのか、どのように運用していくのかを専門家にお任せできます。

少額から投資できる

金融商品などによっては100万円以上の資金が必要な場合もあります。まとまった資金がない方にも投資信託は月々の積立額がわずか1万円前後の少額から手軽に始められます。

また、ネット証券会社の投資積立などのサービスを利用することで、月々の積立額が1,000円前後からはじめらえることもあり、投資初心者にとって非常に敷居が低くなっています。

運用先を分散できる

投資信託はたくさんの投資家からお金を集めているので、まとまったお金を分散して効率よく運用できます。

例えば、トヨタやNTTなどの国内の株を自分で購入しようとすると、資金的にもかなりの額が必要になってしまい、どのような株を購入したらいいのか悩んでしまいます。

高額な株を一つ購入するより、投資先を分散させることでリスクを回避することが可能です。

投資信託における3つの会社の役割

投資信託は投資家から少額のお金を集めて、運用の専門家が投資対象の株式や債券、不動産に適時振り分け運用します。

銀行の預金は1つの金融機関がかかわっていますが、投資信託は3つの専門の金融機関がそれぞれの役割を分担し、投資家のお金を管理・運用しています。

投資信託における3つの会社の役割を紹介します。

販売会社

1つは投資信託を販売したり解約の窓口になる「販売会社」です。銀行(ゆうちょ銀行含む)、証券会社、保険会社などのなじみのある金融機関がそれにあたります。

また対面営業の金融機関だけでなく、ネット証券・銀行も販売会社の1つです。販売会社の役割は、投資信託を販売して運用資金を集めることです。

運用会社

2つ目は販売会社で集めたお金の運用を支持する「運用会社」。○○投信やアセットマネジメント、投信投資顧問会社などと呼ばれる金融機関で、投資信託の運用方針通りに株式や債券など銘柄売買の指示のみ行います。

信託銀行

最後が、販売会社から集めたお金を金融機関である、お金を預かって出し入れを管理する「信託銀行」です。

管理するということは、運用会社からの指示に基づいて株式や債券を売買して実際に資金の移動を行います。

投資信託の3つの会社の各役割

販売会社
投資信託の販売会社
運用会社
投資信託をつくる会社
信託銀行
お金の管理会社
主な役割 投資信託と投資家を結ぶ窓口

<対面型>
銀行(郵貯銀行含む)
保険会社
店舗型証券会社

<ネット型>
ネット証券会社
運用会社の直販

投資信託の新規募集、すでに発売されている投資信託の勧誘、投資相談を行う。
投資家から集めたお金の運用方針を決めて、受託会社に運用を指示

決算期ごとに運用成績をまとめてほうこくする運用報告書の作成

ファンドマネージャーが総責任者としてプロの運用集団として、投資信託の企画から運用まどを行う。
運用会社からの指示に従って、投資家から預かったお金で株式や債券を売買し、その際のお金の移動を記録。

お金の管理。投資家から預かったお金と管理会社のお金を別々に管理(分別管理)
必要な手数料 ・購入時手数料
投資信託の広告宣伝、投資信託の購入解約時の事務コスト。
・運用管理費用(信託報酬)
運用の良し悪しにかかわらず、投資信託を保有している間、毎日かかる。
・信託財産留保額
投資信託を解約するための売買手数料
管理会社が破たんしたら ほかの販売会社に預け替えられ保護されます。販売会社の資産とは分別かんりされ受益証券の差し押さえはない。 運用はほかの運用会社に引き継がれるか清算され戻ってくる。運用会社はお金も受託証券も管理していないので、倒産しても問題なし。 投資家から預かったお金は、他の信託銀行に移動されるか自動解約により守られる

金融機関が破たんしたら?

金融機関が破たんした際に、預けている投資信託がどうなるかもリスク管理の一つとして気になるところです。投資信託の場合、集めたお金は信託財産として分別管理されるため、金融機関の倒産リスクを回避できます。

1000万円を超えるお金が戻ってくるかわからない預金保護法よりも、非常に安全性が高いといわれています。

預金保険制度:金融庁

ただ、安全性が高いといっても、投資信託は原本保証はされていませんので、損失がでることも理解したうえで投資を開始してみましょう。

リスクが少ない初心者向け金融商品で1万円から始める投資のすゝめ

『投資』といっても種類は様々。リスクが少ない初心者向け金融商品を紹介します。

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少額資金から投資のすゝめ

投資を始めるにあたり、一番気になることが「どれだけのリスクがあるのか?」だと思います。

できるだけリスクを抑えたいなら、利率は悪くても定期預金や定額預金がお勧めです。元本1,000万円とその利息まで保障されるペイオフ制度もあるので、万が一、金融機関が破たんしても安心です。

  • ペイオフ制度とは、破たんした金融機関に口座を持つ預金者一人につき1,000万円までの元本と利息は保証するが(2002年4月からは定期預金及び定期性預金、2005年4月からは普通預金)、それを超える分については、破たん金融機関の財務状況に応じて弁済金・配当金を支払うという制度。

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大きなリスクはとりたくないが、投資を行いたい人は個人向け国債やMMFがお勧め。

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これらに比べて、上手くいった場合のリターンが大きい分、株や外貨投資はリスクが高くなります。

株や外資投資もハードルは低い

例えば、株式取引では銘柄ごとに売買できる単位(単元)が決められていて、多くは100株、1000株が最低購入単位です。

しかし、証券会社によっては単元未満株(各銘柄ごとに決められた取引単位に満たない株のこと)を「プチ株」や「ワン株」といった名称で、1株から購入が可能です。

  • カブドットコム証券 プチ株

プチ株(単元未満株) |プチ株(単元未満株)|商品・サービス|株のことならネット証券会社【カブドットコム】

  • サービス マネックス証券 ワン株

ワン株(単元未満株) │ 商品・サービス │ マネックス証券

外資投資の最低投資額(最低いくらの貯金から始められるか)は各金融機関や金融商品によって異なりますが、月々1万円程度から積立投資できるプランもあります。

なかでも、満期がなくいつでも自由に預け入れ・引き出しが可能な外資MMF(主に証券会社で取り扱い)は最低購入単価が10米ドルなので投資初心者に人気です。

いずれも比較的に少額資金から始めることができますので、自分のスタイルに合った金融商品で投資を始めることをお勧めします。

1万円から始められる金融商品

意外と知られていませんが、多くの金融商品は1万円から開始できます。

投資の知識を身につけるためにも、資産運用をスタートするのは早い方が良いといわれていますので、自分のスタイルに合った金融商品を探してみましょう。

外貨投資

日本円を米ドルやユーロ、豪ドルなどの外貨に替えて資産運用すること。一口に外資投資といっても外貨預金、外貨MMF、外国為替保証金取引(FX)、外国投信、外国債券、外国株式など様々な金融商品がある。

預金利息が低い日本の銀行に預けるよりも高金利で、リスクが比較的低い外貨預金は外貨預金は投資初心者に人気が高い。

円を外貨に替えて運用するため、金融商品の個別リスク以外に為替リスクが常に存在し、為替変動によって利益が大きく作用される。ただ、円建て金融商品と組み合わせることで、国際分散投資が可能となる。

債券

国家・公共団体・銀行・会社等が、事業に必要な資金を借り入れるため発行する有価証券のこと。

国が発行する債券は「国債」、株式会社が発行する債券を「社債」といい、利率や満期日などが決められています。

債券を購入すると、定期的に利率分の利子を受け取ることができ、満期が来たら全額返済しなければなりません。

安全性は債権を発行する国、会社の信用度によります。国債はその国が破たんしない限り保障されていますが、一般の会社の場合は、会社の経営状況に左右されます。

投資信託

投資家から集めたお金をひとつの大きな資金としてまとめ、運用のプロであるファンドマネージャーが株式や債券などに投資・運用する商品で、その運用成果が投資家それぞれの投資額に応じて分配される仕組みの金融商品。

個人で金融商品を運用しようとしても、資金が少ない場合は限界があります。しかし、一人ひとりが出す金額が少なくても、多くの人からお金を集めることで、ファンドマネージャーがさまざまな金融商品を運用する。

購入した商品が子息や収益を生めば分配金を受け取れるが、元本の保証がなく、元本が減る可能性もある。多くの商品は1万円から購入可能。

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リスクマネジメントを忘れずに

短期の相場変化に一喜一憂せず、長期投資で余裕をもって運用する方が兼業投資家には向いています。

リスクマネジメントさえできていれば、次に失敗しないための糧になりますので、この機会に資産運用をスタートしてみましょう。

DC年金(確定拠出年金)のメリット・デメリットを知り、年金資産を確保しよう

20歳以上の人は、一部(厚生年金保険加入者や共済組合加入者、またはその配偶者に扶養されている人)を除き国民年金第1号の加入手続きが必要になり、さらに会社員やサラリーマンであれば厚生年金にも加入していると思います。

以前はこの2つが「年金」の代表でしたが、最近は「DC年金(確定拠出年金)」にも加入する人が増えています。

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米国の年金制度をヒントにつくられた制度

齢者に対する医療制度が整備され、平均寿命が伸び続けると「長生きリスク」が生じます。

本来、喜ばしいことですが、老後の資金不足で困窮するリスクがあり、年金を支払う側にもリスクがあるということです。本人のリスクも深刻ですが、企業や保険会社の困惑は相当なものです。

このような背景から、米国で採用されていた401(k)制度をヒントに作られたのが「DC年金」なのです。

401(k)制度とは

アメリカにおいて採用可能な確定拠出個人年金制度の一つ(英語: Four o one k)。

従業員が給料やボーナスを企業から支払われた時点で受け取るか、または将来、年金や一時金として受け取るかを選択するという制度です。

毎月決まった掛金を拠出して積み立て、積立金の運用結果次第で将来受け取る年金額が変動するため、従業員は給料やボーナスから一定の資金を拠出し、将来に備えて自分で資金運用しています。

  • 米国の内国歳入法の401条a項の要件において税制適格な確定拠出型年金(DC)で、さらに401条k項の要件を満たしたものを指します。条文上の正式名称は、即時/据え置き選択制度(Cash or Deferred Arrangement = CODA)となっています。

自己責任での資金運用

従来型の年金は保険料を支払うことで国(企業年金は企業)が運用し、定年退職後から年金を支給する仕組みでした(確定給付金型年金)。

しかし、現在の低金利や長い平均寿命などが原因により、年金制度を維持することが難しくなっています。

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一方、DC年金では資金の運用は自己責任で行い、年金額が自分の努力の結果で決まります。

預金ではなく投資が必要な時代

日本では個人の金融資産の半分強が現預金といわれています。

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銀行への預金は元本割れがない安心感はありますが、超低金利時代での資産運用としては効果は期待できません。

そのため、確定拠出年金(支払額は決まっているが年金額は未定)では、基本的に株式を適度に組み込んだ分散投資が王道になります。

投資を始めるきっかけに

日本的経営、日本株式会社というシステムのもと、労働者は企業に勤めて社内結婚。女性は結婚後退社し、夫は60歳の定年を迎えたら公的年金、さらに企業年金が終身で支給されるシステムでした。

しかし、現在はグローバルスタンダードや成果主義という名のもとに、様々なシステムが排除されてきました。

確定拠出年金は投資対象をうまく選択することができれば良い制度となるので、これを機会に投資について学んでみるのもいいでしょう。

DC年金のメリット・デメリット

主なメリット
  • 加入者個人が運用方法を決めることができる

  • 経済・投資などの関心が高まる

  • 離転職の際に、年金資金の持ち運びが可能

  • 運用の結果によっては年金額が増える

主なデメリット
  • 投資リスクは加入者が負う

  • 老後に受け取る年金額が事前に確定しない

  • 運用するために一定の知識と運用の手間が必要

  • 運用の結果によっては年金額が減る

世界三大市場と各特徴を把握して自分の取引スタイルを確立しよう

為替相場は世界の市場がリレーするかのようにバトンタッチし、24時間途切れることがありません。

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世界三大市場と各特徴

世界三大市場といわれ取引量が多くなる為替相場が、日本時間で朝から夕方までの「東京市場」、夕方から夜までが「ロンドン市場」、夜から朝までが「NY市場」になります。

東京市場
  • 取引時間帯
     9時~17時

  • 取引が活発な時間帯
     9時から11時前後

  • 特徴
     実需の取引が多い
     ロンドン市場やNY市場に比べて値動きは小さい
     相場を大きく動かすような経済指標やニュースが少なめ
     テクニカル通りに動きやすい

値動きが活発化するのは午前中だが、実需の取引が占める割合が多く、他市場に比べると値動きは比較的穏やか。

兼業トレーダーにとっては取引しづらい時間帯だが、テクニカル通りに動きやすいので初心者には取引しやすい。

ロンドン市場
  • 取引時間帯
     16時~24時

  • 取引が活発な時間帯
     16時から18時前後

  • 特徴
     ・投機筋の割合が多い
     ・取引高が多いことから、相場が大きく動く傾向がある
     ・東京市場からの流れが急に変わり、突発的な値動きを見せることも

実需筋に加えて、機関投資家や投機筋などの参入があるため、東京市場より値動きは大きくなりがち。流動性が高まってトレンドが出始めるので、好んで取引するトレーダーも多い。

NY市場
  • 取引時間帯
     22時~6時

  • 取引が活発な時間帯
     22時から24時前後

  • 特徴
     ・ロンドン市場と重なる前半の時間帯の値動きが活発
     ・需要な経済指標の発表が多く、それを受けて乱高下することがある
     ・終了間近になると取引量が減り、値動きも落ち着く

投機筋の割合がさらに高まり、経済指標の影響を受けやすいので値動きはピークを迎える。

ロンドン市場と重なる22時前後は、市場が活性化するため兼業トレーダーが最も多いとされている。

時間帯(市場)で行うかを常に把握する

トレードはどの時間帯(市場)で行うかを認識することは非常に重要です。為替市場は24時間いつも同じような値動きをするわけではなく、時間帯によって特徴があるからです。

したがって、時間帯(市場)に合わせての戦略を構築する必要があります。

特に先述した世界三大市場のオープン時にはボラティリティー(Volatility 一般的に価格変動の度合いを示す言葉で変動率=値動きの大きさ)が大きくなることは覚えておきましょう。

時間帯によって取引スタイルを選ぼう

仕事中にスマホでFXができるか

時間帯に関係なく、スマホを自由に利用できるのであればどんな取引スタイルも対応可能。

ボラティリティーが高いのは市場オープン時

利幅を稼ぐには、ボラティリティーが大きい方が適しており、主に世界三大市場のオープン時に大きくなる性質があります。

短期売買ならロンドン~NY市場

ある程度のボラティリティーとトレンドを求めるならロンドン~NY市場がお勧めで、特に市場のオープン時から取引が活発な時間帯が狙い目。

長期売買なら時間に縛られない

長期売買ならば、日足や週足がトレードのベースとなるため特定の時間帯に縛られることなく、市場の特性を考慮する必要性がありません。

頻繁にチャート分析やトレードの操作を行う時間が作れない人に向いており、自動売買もこれに属します。

利益は簡単な計算式で算出可能なのでイグジットを決めてエントリーしよう

FXで実際にどれだけの利益が発生するのかは、簡単な計算式から求めることが可能です。

必要な数値は、「取引数量」と「差額」の二つだけです。これらを掛けて求められた数値が『利益』となります。

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利益の積み重ねは戦略

FXで資産運用を行うといっても、利益の積み重ねは戦略によって人それぞれです。

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短時間で数pipsを狙う、長時間で数百pipsを狙うなどパターンはそれぞれで、採用する取引スタイルや運用へ回せる資金などにより戦略が変わります。

取引数量や獲得差額の差により利益も変わる

取引数量と獲得差額を掛け算すると、利益が求められます。

取引数量や獲得差額の差により利益も変わり、大きな利益を求めるならば「取引数量を大きくする」、「獲得差額を大きくする」あるいは「利益を積み上げる」。「損失を抑える」ことが重要となります。

利益額は、以下の単純な掛け算で求められます。

  • 取引数量(何万通貨の取引か?) × 差額(何pips獲得?) = 利益

pipsとは

pips(ピップス)は、FXや為替の動きを表すときに用いられる専門用語で「Percentage in points」の略。

pip(Percentage in point)が最少通貨単位の1%という意味を持ち、1pipより大きくなると複数形としてpipsとするのが一般的。

日本円の場合、1円の1%=1銭が1pipとなります。ドルの場合は、1セントの1%=0.01セントが1pipとなります。

決済(イグジット)して初めて利益になる

トレードで一番重要なのは、決済(イグジット)して初めて利益になるということです。

相場格言には「利食い千両」という言葉があるように、利益を確保することが大切で非常に難しいとされています。

  • 含み益に喜んでさらに利益を追うようなことはせずに、ある程度でもうけを確定させるのが賢明だという教訓

利食いのスタイルは自分の戦略で

どのように利確をするかは、しばしば釣りに例えられます。

まめに利食いをして利益を積み重ねる「小魚狙い」、時間をかけて大きなトレンドを一本釣りする「大魚狙い」など、どれにするかは自分の戦略次第です。

リスク管理(損切り)を徹底しレバレッジの利点を享受しよう

FX(Foreign eXchange)は日本語で「通貨証拠金取引」、「外国為替保証金取引」などともいい、外国為替の略に由来している。

この証拠金取引はトレーダーが資金(証拠金)をFX会社の自己口座に預け入れ、その範囲内で取引を行い、取引結果として口座残高が増減されるといった仕組みです。

そして取引にはレバレッジ(英語: leverage)を適用することができ、取引に必要な金額が本来の25分の1に圧縮されます。

これにより、資金効率を高められることがFXの魅力の1つです

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証拠金を預け入れてレバレッジ取引を行おう

このレバレッジ制度の利点を十分に享受するためには、資金管理とリスク管理が必須となります。

特に重要なのが「損切り」となり、損失を許容範囲内に抑え込んで被害拡大を防ぐという資産防衛が重要です。

損切りがしっかりできないと、「一度の大損失で相場から退場」というFX経験者が一度は味わったことがる失敗に陥ります。

個人口座は最大25倍のレバレッジが適用

日本のFX会社の個人口座は最大25倍のレバレッジが適用されます。25倍のレバレッジとは、取引に必要な金額が25分の1に圧縮されるということです。

本来ドル円の1万通貨取引には約100万円かかるところが、レバレッジにより約4万円ですむということになります。

通貨ペア レバレッジなしの1万通貨取引金額 レバレッジありの1万通貨取引金額
ドル円 110万円 44,000円
ユーロ円 130万円 52,000円
ポンド円 140万円 5,6000円
ユーロドル 1.15万ドル 460ドル
豪ドル米ドル 0.75万ドル 300ドル
ポンドドル 1.3万ドル 520ドル


※ドル円=110円、ユーロ円=130円、ポンド円=140円、ユーロドル=1.1500、豪ドル米ドル=0.7500、ポンドドル1.300で算出

2010年から取引倍率(レバレッジ)規制

以前のレバレッジは100倍や200倍、400倍が可能なFX会社が存在しましたが、金融庁主導によるFXの取引倍率(レバレッジ)規制により、2010年8月1日からはレバレッジ最大50倍まで(証拠金が取引額の2%以上)、2011年8月1日からはレバレッジ最大25倍まで(証拠金が取引額の4%)になっています。

レバレッジ規制の背景には、顧客保護や過当投機防止、金融商品取引業者又は登録金融機関のリスク管理などにより導入が決定されました。

ただし、法人口座や海外のFX会社であればいまでも100倍や200倍のレバレッジをかけることができ、資金効率の高いトレードが可能です。

レバレッジに対する誤解を解決

レバレッジは正しく理解し、活用することで資金効率の高いトレードが可能です。

ここでレバレッジに対する誤解を解決していきましょう。

レバレッジの誤解

Q.FX会社に預けている証拠金が25倍になる?

A.証拠金が25倍になり、その倍率で勝ったり負けたりするわけではありません。

証拠金の金額は変わることなく、取引に必要な額が25分の1になると考えた方が現実に即していてわかりやすいです。

レバレッジ25倍は必須か?

Q.常に25倍のレバレッジをかけてトレードする必要があるのか?

A.「レバレッジをかける」というのは、トレーダーが意図して行うことではなく、平等に効力が働いており、皆がドル円の1万通貨取引を約4万4000円で行えるようになっています。

得も損も25倍なのか?

Q.利益も損失も25倍になるの?

A.何万通貨取引に必要な額が25分の1になるのであって、取引結果に倍率はかかりません。

ただし、必要額が小さくなったからといって、取引数量を増やしてしまうと失敗の元となります。

5万円からでもFXができる?

Q.5万円あれば25倍でFX取引が可能になるの?

A.5万円あればドル円の1万通貨取引ができますが、預けた証拠金に対してほとんど使う形での取引は、相場の変動に対応できないので、資金管理の観点からお勧めできません。

レバレッジは諸刃の剣ともなる

ただし、レバレッジに頼って取り引きすることで、少額の資金でも大きな損害を生み出してしまうことがあります。

2010年のギリシャショックや2015年のスイスフランショックなど、急激な暴落によりFX会社のシステムが追い付かない場合はロスカットが作動しなく、証拠金以上の損失を受けてしまいます。

資産を守る損切り

損切りとは、損失を最小限に抑えることで投資資金の2%以内の損切りが望ましく、最悪でも5%以内とされています。

損切りでトレードの仕切り直し

損切りとは、含み損が生じている保有ポジションの損失を確定させる決済注文のことで、早目に損切りを行うことで大きな損失を未然に防ぐことができます。

また、トレードの仕切り直しができ、大切な資金を守るだけでなく、資金効率の面からも損切りはかかせないといえます。

一回のトレードでの損失を証拠金2%以内に

一回のトレードで失っても良い金額を証拠金の2%に定めようという資金管理の考え方があります。

これにより損失を許容範囲内に止められ、安全かつ継続的に資産運用ができるます。

取引中に2%を5%へ変更するなどのパーセンテージを変更すると、損切りのタイミングを見失ってしまう要因ともなるので注意が必要です。

為替レートが上がっても、下がってもFXなら利益を生み出せる理由とは

FXとは為替レートを対象に差金決済取引(「英: contract for difference、CFD」とは、有価証券の受渡しを行わずに、売買価格差等に相当する金銭の授受のみにより差金決済する取引または金融商品)を行います。

為替レートが上がっても、下がっても利益にできるという特徴が、株式投資などと異なるポイントになります。

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FXは円安でも円高でも利益が得られる

FXではドルと円の為替レートが円安になるのを狙うことも、円高になるのを狙うことも可能なのです。

取引の自由度が高い為、トレーダーの意向に沿った戦略が行えるのです。

為替レートが上がる方向(通貨の価値が安いときに買って、高いときに売る)で利益を狙うのがロング(買い)、為替レートが下がる方向(通貨の価値が高いときに売って、安いときに買い戻す)で利益を狙うのがショート(売り)といいます。

ロング、ショートと呼ばれる一般的な理由としては、価格が上昇していくのは押し目をつくりながらゆっくり(=long)上昇してゆきますが、価格が下落するのはその倍以上の速さ(=short)で下落するといわれています。

また、ロングは「強気」、ショートは「不足」という意味ともあり、ロングは長期間保有し、ショートは短期勝負ともいわれています。

通貨ペアの価格が取引の対象

為替レートは2種類の通貨の取引(交換)価格で、実際の取引をはじめ投機の取引などにもより、上がったり下がったりします。

チャートを元にテクニカル分析や、ファンダメンタルズ分析を行うことで未来の値動きを予想し取引を行います。

通貨ペアの価格が変動

2つの通貨の組み合わせを「通貨ペア」と呼び、1単位を基準としていくらで取引できるかそのレートを右側の通貨で表します。

例えば、ドル円(USD/JPY)が100円というのは、1ドルが100円で取引できるということです。

  • ポンド円(GBP/JPY)

1ポンドが何円で取引できるか

  • ドルスイスフラン(USD/CHF)

1ドルが何スイスフランで取引できるか

ドル円における円高・円安とは

1ドル=100円がレート変動により、1ドル=90円となれば「ドルの価値が下がり、円の価値が上がる」ということでドル安円高になります。

逆に1ドル=110円となれば「ドルの価値が上がり、円の価値が下がる」ためドル高円安です。

差金決済取引だからどちらも対応できる

FXは差金決済取引のため、上げ相場では「安く買って、高く売る」、下げ相場では「高く売って安く、買い戻す」によって、差額を利益とすることができます。

株式投資を始めとする金融商品は基本的には「安く買い、高く売る」ことにより為替差益から利益を得ますが、FXはどちらでも取引が可能です。

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為替差益の場合必ず利益が出るとは限らない

FXに限らず、金融商品では損失がでる可能性は、利益が出る可能性と同じく存在することを忘れないでください。

テクニカル分析や、ファンダメンタルズ分析を元に値動きを予想しても、相場が思惑とは反対報告に動いてしまった場合、損失がでる可能性があります。

上がるか、下がるかの確立だけでいえば、利益と損失は五分五分です。相場動向を冷静に判断しながら、十分に注意して取引することが重要です。

長期保有するならスワップポイントにも注意

ロング・ショートどちらでの取引も可能ですが、長期保有する場合にはスワップポイントにも注意が必要です。

豪ドル(オーストラリアドル)のような高金利通貨を買うと、その金利の差額を毎日受け取ることが可能ですが、逆に豪ドルのような高金利通貨を売って、日本円のような低金利通貨を買う場合は、その金利の差額を逆に支払わなくてはいけません。

差金決済取引のFXだからこそ、スワップポイントなども確認し取引を行いましょう。

明確な目標(運用益)を決めてから資産運用としてのFXを始めよう

資産運用としてFXを始めるにあたり、明確な目標(運用益)を決めて開始しましょう。

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FXは目標に合った戦略を選ぶ

目標とした運用益に達するかは自己分析の上に成り立ち、いくらの資金が必要で、費やせる時間と取り組める時間帯、知識量・技術レベルなど、数多くの要素を総合的に考慮する必要があります。

自分を知って、明確な目標が立てられれば、後はそれを実便するための条件に合う戦略を選びます。

トレードスタイルには裁量トレードか自動売買かの選択肢があり、どちらが自分に適しているのかを論理的に考えていくだけです。

FXを資産運用として成功する人は、しっかりと目標実現のための具体的なビジョンが描けています。逆に これが欠けているうちはFXを始めるべきではないでしょう。

FXトレードスタイルは2系統5種類に大別できる

裁量トレード 売買の判断や実行をトレーダー自身が行い、チャート分析や情報収集、相場観のブラッシュアップなど、日々変動する相場状況を常に把握・分析が必要 スキャルピング 数秒~数分で取引を完了させる超短期売買。短期間で取引が終わるが、売買のタイミングを見出すために相応の時間は必要です。
デイトレード 日をまたがずに、その日のうちに取引を完結するスタイル。スキャルピングとスイングトレードの中間の性質を持つ。
スイングトレード 数日~数週間、数か月とポジションを持ち続けるスタイル。長期展望及び、含み損に耐え得る資金量と戦略が必須です。
自動売買 プログラムがトレードを行う為、トレーダーは最初に戦略(設定)を選んで、以後は自動的に売買されます。 プログラム系 開発者が構築したプログラムに基づき売買を行います。トレーダーが行うのは、どの戦略が自分に最適なのかを見定めることです。
リピート系 トレーダーがリピート注文の設定を行い、そのルールの従い自動で取引が繰り返されます。

裁量トレードと自動売買のメリット・デメリットを比較

裁量トレードと自動売買には必要な資金量や、テクニカル・ファンダメンタルズの知識量だけではなく相場分析力など必要なものが異なります。

それぞれのメリット・デメリットを比較してみましょう。

裁量トレード メリット
・すべて自分の考えで売買が行える
・知識や技術が経験として蓄積される
・相場に合わせて自在に利益が得られる
デメリット
・相場に拘束されてしまい、時間の自由がきかない
・メンタルへの負担が大きい
自動売買 メリット
・相場への拘束時間が短い
・24時間売買が可能
・プロが構築した戦略が使用できる
デメリット
・自動売買特有の知識が必要
・プログラムの中身がブラックボックス

2大分析方法

FXでは主に「テクニカル分析」、「ファンダメンタルズ分析」の2大分析方法を使い取引を行います。

裁量トレード、自動売買どちらでも分析能力は必要となりますので、覚えておきましょう。

  • テクニカル分析 チャートに示された過去の値動きを元に、未来の変動を予想する。

チャートの情報から経験的洞察や数字・統計的アプローチで、未来の値動きを予想します。

移動平行線やテクニカル指標を用いた分析が一般的です。

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  • ファンダメンタルズ分析 世界各国の政治・経済・金融の状態から通貨の力関係を予測する。

各国の中央銀行(英: Central bank)や、政府の動向を分析し値動きを予想します。

長期的な通貨の力関係を判断し、長期的なトレードになればなるほど影響力が増します。

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