少額資金から投資を始めるための余剰金の作り方
投資を始めようと思っても、ある程度の資金がなくては始められない…と思ってはいませんか?
いまや少額からも投資は始められるので、投資に回せるお金を作り出してみよう。
余剰金を投資に回そう
投資を始めやすくするため、月々数千円から始められるサービスもあります。
まとまったお金を用意してから始めるのではなく、少額からでもスタートさせれば複利効果が働き、お金が増えるスピードも加速します。
現在、収入から貯蓄に回しているのは月々いくらでしょう?
毎月2万円を積立貯金しているのであれば、半分は投資に回す。出資を見直すことで2,3万円を投資に回すこともできるかもしれません。
一度、何を節約できるか家計を見直してみましょう。
毎月かかる「固定費」
まず見直しやすく、効果が高いのが居住費、通信費や車両費などの固定費。一度見直すだけで継続して節約できます。
実際に節約の一例を紹介します。
居住費
- 持家
持家の方は住宅ローンを見直してみましょう。銀行の住宅ローンを借り換えすることで月数万円の削減ができる可能性があります。
- 賃貸
現在8万円の賃貸に住んでいる人は、年間の家賃が96万円。1万円安い賃貸に引っ越しをすると、12万円節約ができます。
だいたい、2年ごとに更新料が発生するので、そのタイミングで引っ越しをするのがよいでしょう。
通信費
大手携帯キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)は「家族割」や「学生割」など各社様々なサービスを提供しています。
割引プランは家族構成や、使用頻度などでお得なサービスは変わってきます。
例えば、ドコモが提供している独自のクレジットカード(dカード)があり、通信費の利用料金の最大10%ポイント還元しています。
最近では格安SIMなどもあり「ワイモバイル」、「UQモバイル」や「楽天モバイル」などテレビCMなどで危機馴染みがあるのではないでしょうか。
「LINEモバイル」はLINE、Twitter、Facebook、Instagramなどが使いたい放題で、電話を使用しない人などにはとてもお得な携帯キャリアも出てきました。
大手キャリアと比較してお得な格安SIMですが、新たに電話を購入するなどの初期費用がかかってしまったり、回線が繋がりにくいなどのデメリットもあります。
乗り換える際には、価格だけでなくサービス面も含めて比較検討することをお勧めします。
車両費
若者の車離れといいう言葉もでてきましたが、地方や家族がいる方には車は必須という場合もあるでしょう。
車両費は「駐車場代」、「保険」、「税金」、「ガソリン代」など車体代以外にも維持費などがかかります。
通勤や買い物をするために毎日乗っているのであれば仕方ないですが、月数回しか私用しないのであれば、カーシェアリングとい使い方も検討してみてはいかがでしょうか。
他にもある節約術
固定費の見直し以外にも、生活費を浮かして余剰金を生み出す方法はありますので、いくつか紹介します。
ポイントサイト
ポイントサイトやクレジットカード等を利用した際に、独自の「ポイント」が付与されるサービスが当たり前になってきました。
一度の買い物では微々たるポイントですが、積み重ねることで大きなキャッシュバックや商品などと交換することができます。
特に有効なのが、インターネットでの買い物時にクレジットカード会社が運用しているポイントサイトを経由して買い物をすると、ポイントが貰えるだけでなく、クレジットカードで決済することでカード会社からもポイントが付与されます。
こういったインターネットのポイントサイトを活用することで、ポイントの2重、3重取りも可能になります。
ふるさと納税
平成20年度の税制改正から開始された「ふるさと納税」、TVなどのメディアでも良く取り上げられているので一度は耳にしたことはあるのではないでしょうか。
ふるさと納税とは、日本の個人住民税の制度の一つで日本国内の任意の地方自治体(都道府県、市町村および特別区。)に寄付金のうち、2,000円を超える部分について、一定限度額まで原則として所得税と合わせて全額が控除されます。
自治体へ寄付することでお礼に米や魚、肉類などその土地の特産品を送ってくれ、収入が多ければ多いほど寄付できる額も上がり、色々な自治体から食料を送ってもらい食費などの節約ができます。
ふるさと納税をおこなう方の家族構成 |
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独身または 共働き |
夫婦または 共働き+子1人(高校生) |
共働き+子1人(大学生) | 夫婦+子1人(高校生) | 共働き+子2人(高校生と大学生) | 夫婦+子2人(高校生と大学生) | |||
ふるさと納税をおこなう本人の給与収入 | 300万円 | 28,000 | 19,000 | 15,000 | 11,000 | 7,000 | - | |
350万円 | 34,000 | 26,000 | 22,000 | 18,000 | 13,000 | 5,000 | ||
400万円 | 42,000 | 33,000 | 29,000 | 25,000 | 21,000 | 12,000 | ||
450万円 | 52,000 | 41,000 | 37,000 | 33,000 | 28,000 | 20,000 | ||
500万円 | 61,000 | 49,000 | 44,000 | 40,000 | 36,000 | 28,000 | ||
550万円 | 69,000 | 60,000 | 57,000 | 48,000 | 44,000 | 35,000 | ||
600万円 | 77,000 | 69,000 | 66,000 | 60,000 | 57,000 | 43,000 | ||
650万円 | 97,000 | 77,000 | 74,000 | 68,000 | 65,000 | 53,000 | ||
700万円 | 108,000 | 86,000 | 83,000 | 78,000 | 75,000 | 66,000 | ||
750万円 | 118,000 | 109,000 | 106,000 | 87,000 | 84,000 | 76,000 | ||
800万円 | 129,000 | 120,000 | 116,000 | 110,000 | 107,000 | 85,000 | ||
850万円 | 140,000 | 131,000 | 127,000 | 121,000 | 118,000 | 108,000 | ||
900万円 | 151,000 | 141,000 | 138,000 | 132,000 | 128,000 | 119,000 | ||
950万円 | 163,000 | 154,000 | 150,000 | 144,000 | 141,000 | 131,000 | ||
1,000万円 | 176,000 | 166,000 | 163,000 | 157,000 | 153,000 | 144,000 | ||
1,500万円 | 386,000 | 374,000 | 370,000 | 362,000 | 358,000 | 346,000 | ||
2,000万円 | 560,000 | 548,000 | 544,000 | 537,000 | 532,000 | 521,000 | ||
2,500万円 | 845,000 | 831,000 | 826,000 | 818,000 | 813,000 | 800,000 |
まずは簡単な節約術から始めよう
このように、面倒な手続きを行わなくても生活費を浮かしながら、余剰金を生み出すことは可能です。
毎日発生する生活費を効率よく抑えられるので、是非確認してみよう。