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経済数値からみる円が世界の安定通貨とされる理由とは

日本の2016年度貿易額がいくらかご存知でしょうか。

2016年における日本の輸出額は70兆392億円となり昨年と比較すると7.4%のマイナスで、輸入額は65兆9651億円と15.9%のマイナスとなり、輸出から輸入を差し引いた貿易収支は4兆741億円の黒字でした。

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日本の貿易収支

日本経済新聞の「経済指標ダッシュボード」では月々の輸出・輸入額が掲載されているので、「輸出額 - 輸入額」で計算すると、黒字か赤字かがわかります。

GDPと同様に大まかな貿易額と赤字黒字の背景は常に気にしておきましょう。

日本はずっと貿易黒字なのか

学校で「日本は資源の乏しいため、いわゆる加工貿易で国を保っていた」と習ってきて、外国から事ある度に輸出を強く非難されたニュースを見てきたこともあり、日本は常に貿易黒字とい印象があるかもしれません。

しかし、2011年頃から東日本大震災後の福島第一原発の事故で、天然ガスの輸入代金がかさみ、年間3兆円ほど増加したといわれ赤字に転落していました。

それ以降、2015年まで赤字状態が続いていましたが、2016年は6年ぶりにようやく黒字を回復しました。

輸出、輸入ともに減少する中で原油安による輸入減がより大きく影響し、中国向け輸出が過去最大となったことなどを背景に、輸出全体で15ヶ月ぶりの増加に転じた。

日本は元々貿易赤字国

財務省のホームページから、第二次世界大戦後の1950年から今日までの貿易収支の詳細が公開されています。

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財務省貿易統計 Trade Statistics of Japan

1950年の輸出入額をみると、輸入は3480億円、輸出は2980億円とかなりの貿易赤字を計上しています。

実は日本は元々貿易赤字の国なのです。

円は世界の安定通貨

貿易赤字の傾向はしばらく続き、東京オリンピックの翌年(1965年)以後、日米間の貿易収支が逆転してアメリカの対日貿易が恒常的に黒字に転換した。

その後、オイルショックなどを経験しながらも、日本は外貨を貯め込み海外投資も拡大し2016年は世界有数の外貨準備高が1241億ドル(約14兆円)、対外純資産は349兆1120億円と世界最大の債権国となっている。

このため、日本は公的債務(借金)がGDPの239%となっているが、円は世界の安定通貨として有事には世界から頼りにされているのです。