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経済のプロが注視する経済数字「TOPIX」で市場のトレンドを把握しよう

世界的なビジネス紙である「The Wall Street Journal(ウォールストリート・ジャーナル)」の発行元であるダウ・ジョーンズ(Dow Jones & Company)とスタンダード&プアーズ(Standard & Poor's)の合併会社であるS&Pダウ・ジョーンズ・インディシーズ(S&P Dow Jones Indices)が、算出・公表しているニューヨーク証券取引所に上場している代表的な株価平均値をダウ平均(正式には「ダウ工業株30種平均」)と呼んでいます。

ダウ平均は、ダウ・ジョーンズ社が1896年に12銘柄を平均株価として開発し、1928年からは現在の形である30銘柄から計算した平均株価となり株式市場全体の動きを表わす指標と見なされて、非常に重要な経済数字として使われています。

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ダウ平均株価は米国有力企業の平均値

ニューヨーク証券取引所に上場している銘柄のうち30社を選んで、その株価の平均値を「ダウ平均株価」として毎日発表しています。

この30社はアメリカを代表する有名企業群ですが、時々入れ替わりが行われています。

全構成銘柄 (2016/7/25現在)
コード 銘柄名
AAPLアップル
AXPアメリカン エキスプレス
BAボーイング
CATキャタピラー
CSCOシスコシステムズ
CVXシェブロン
DDデュポン
DISウォルト ディズニー
GEゼネラル エレクトリック
GSゴールドマン サックス グループ
HDホーム デポ
IBMIBM
INTCインテル
JNJジョンソン エンド ジョンソン
JPMJPモルガン チェース
KOコカコーラ
MCDマクドナルド
MMMスリーエム
MRKメルク
MSFTマイクロソフト
NKEナイキ
PFEファイザー
PGプロクター アンド ギャンブル
TRVトラベラーズ カンパニーズ
UNHユナイテッドヘルス グループ
UTXユナイテッド テクノロジーズ
Vビザ
VZベライゾン コミュニケーションズ
WMTウォルマート ストアーズ
XOMエクソンモービル

ただし、30社だけでは全体を見渡すことができないといった観点から、いまでは格付け会社「Standard & Poor’s Financial Services LLCが開発した株式インデックスで、ニューヨーク証券取引所(NYSE Arca、NYSE Amex)、NASDAQに上場している銘柄から代表的な500銘柄の株価を浮動株調整後の時価総額比率で加重平均し、指数化した「S&P500指数は」を発表しています。

TOPIXと日経平均

日本でも、第二次世界大戦敗戦後に東証が再開し、ニューヨーク式の指数を目指して「東証ダウ」を発表し始めました。当時は計算方法をダウ・ジョーンズ社から買っていたようです。

1969年から東証は独自に東証1部上場会社全銘柄が反映される「東証株価指数(TOPIX)」の算出を開始しました。

東証株価指数(TOPIX)の開始に伴い、東証ダウ平均は「日経平均」として現在も日本経済新聞から発表しています。

日本の「日経平均」は225社を使って1949年に100円台からスタートし、バブル絶頂期の1989年には4万円近くにまで上昇していました。

現在の日経平均は2万円前後で推移し、28年間高値を抜けていないどころか、半分になっているのです。

経済のプロが注視する「TOPIX」とは

東証株価指数(TOPIX)とは東証市場第一部に上場する内国普通株式全銘柄を対象とする株価指数です。

株式市場の実態が正確にわかる

知名度では日経平均ほどありませんが、金融や経済の専門家は直感的に東京市場の動きが知れて、株式市場の実態を正確にわかるためTOPIXを主に使用している場合があります。

日経平均が上がる時は、TOPIXも上昇するのが普通で日経平均とTOPIXの動きを比較した指数(NT倍率)もあります。

225種に限られる日経平均に比べて、全銘柄の動きが反映されるTOPIXは銀行株などを中心とした金融セクターの比重が高く、金融株が上がるとより大きく上昇する特徴もあります。

経済成長が続けば株価も上昇し、TOPIXや日経平均、ダウ平均などは時間的に多少の遅れや先取りがあってもトレンドとしては成長を反映します。

日米以外の株式市場の指数

日米以外の世界各国の株式市場もそれぞれの指数を持っています。

  • ドイツ株価指数:Deutscher Aktienindex(略称 DAX)

フランクフルト証券取引所で取引されるドイツの主要30銘柄(ブルーチップ)で構成される時価総額加重平均型の株価指数である。数値は電子クセトラ取引システムから算出されており、「クセトラDAX指数」とも呼ばれる。

  • フランス株式指数:Cotation Assistée en Continu quarante(略称 CAC)

ユーロネクスト・パリ(旧パリ証券取引所)における株価指数。同取引所に上場されている株式銘柄のうち、時価総額上位40銘柄を選出して構成される、時価総額加重平均型株価指数である。1988年11月以来、MATIFと呼ばれるフランス先物市場や、MONEPと呼ばれるフランスオプション取引にも利用されており、ヨーロッパ株式市場の重要指標のひとつとされている。

  • 香港ハンセン株価指数(Hong Kong Hang Seng Index,HKHSI、香港恒生株価指数)

香港証券取引所における株価指数。同証券取引所に上場する銘柄のうち、流動性の高い上位銘柄(銘柄数は一定しない)で構成される、時価総額加重平均型株価指数である。アジアにおける重要な株価指数の一つであり、香港市場の時価総額の七割を占めるとされる。

  • 上海総合指数(SSE Composite Index)

上海証券取引所における株価指数。同証券取引所に上場するすべての株(A株・B株)で構成される、時価総額加重平均型株価指数。

  • ベトナムのVN指数 (VNINDEX

ベトナム社会主義共和国で最大都市となるホーチミンにあるホーチミン証券取引所に上場の全銘柄から作られている時価総額果汁平均指数

新興市場にも注目

成長著しい新しい会社(新興企業、ベンチャー企業)が多く上場している「新興市場」には、新しい企業を対象にした株式市場という意味があります。

米国の「ナスダック総合」が有名ですが、日本には東京証券取引所の「JASDAQ」や「東証マザーズ」、名古屋証券取引所の「セントレックス」、札幌証券取引所の「アンビシャス」、福岡証券取引所の「Q-ボード」などがあります。