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原油価格が経済に与える影響と経済数値の関連性

1941年(昭和16年)12月8日に、日本がアメリカ合衆国のハワイ準州オアフ島真珠湾にあったアメリカ海軍の太平洋艦隊と基地に対して、航空機および潜航艇による攻撃を行った。

真珠湾攻撃に至る背景は様々ありますが、直接の大きな理由として日本に対する石油の禁輸です。

もし、日本国内で原油が採れていれば真珠湾攻撃や、その後の第二次世界大戦などは回避できたのかもしれません。

それほど重要な「原油」を、経済数字を通して見ていきましょう。

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原油の輸入がなければ日本経済が成り立たない

日本は原油の99%を輸入に頼っていて、その大部分は中東(サウジアラビア・アラブ首長国連邦等)からの輸入になります。

そのため、日本経済新聞の1面『WORLD MARKETS』にはアジアの原油価格の指標である「ドバイ原油」の現物価格が掲載されています。

日々変動する原油価格

日本の1日の原油使用量は約400万バレルに対し、新潟県などで産出される産油量は日量わずか1万バレル程度です。(1バレルは約160リットル弱)

この数字を見るだけで、原油の輸入が止まってしまえば日本経済が破たんすることがわかります。

2016年 世界の原油(石油)生産量 国別ランキング
順位 国名 消費量
1位 サウジアラビア 585,700
2位 ロシア 554,332
3位 米国 543,045
4位 イラク 218,940
5位 カナダ 218,227
6位 イラン 216,431
7位 中国 199,685
8位 アラブ首長国連邦 182,365
9位 クウェート 152,734
10位 ブラジル 136,655
<単位:千トン>

車の運転をされる方であれば、現在のガソリン価格はわかっていると思いますがレギュラー価格は2017年8月時点で全国平均約120円前後になっています。

では、原油の値段はわかりますか?日々変動していますが、原油についても大まかな価格を知っておきましょう。 ※2017年8月時点で約50ドル前後です。

原油価格と経済状況

経済状況が著しいときは原油価格は上昇し、不況になれば下落する傾向があります。

例えば、最近の好況期であったリーマンショック直前の2008年頃は、1バレルあたり150ドルあたりまで上昇していました。

その後、リーマンショックに伴い30ドル台まで下落し、2016年には30ドルを割り込んだこともありました。

日本は世界で有数の原油消費国家

1バレルは約160リットル(42ガロン)で、ドラム缶が200リットルなので、それより少し少ない考えると想像しやすいでしょう。

この原油価格が経済状況によって、3300円から1万6500円の範囲で変動しているということになります。

日本では1日あたりドラム缶で300万本強程度消費される世界で有数の原油消費国家なのです。

2016年 世界の石油消費量 国別ランキング
順位 国名 消費量
1位 米国 863,122
2位 中国 578,656
3位 インド 212,684
4位 日本 184,301
5位 サウジアラビア 167,935
6位 ロシア 147,986
7位 ブラジル 138,824
8位 韓国 122,150
9位 ドイツ 112,985
10位 カナダ 100,924
<単位:千トン>

世界の原油価格の指標

実は、原油もスイカやメロン、バナナなどの農産物と同じく、産地によって質が異なります。

そのため、代表的な原油としてアメリカ合衆国南部のテキサス州とニューメキシコ州を中心に産出される原油「ウェスト・テキサス・インターミディエイト(英語:West Texas Intermediate)」、略してWTIを値段の基準とし、その他の油価が決まってきます。