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マネーインフレから世界は金争奪戦へシフトしている

金が国際市場を形成して自由に取引されるようになる以前から(日本は1978年4月以降から金取引が完全に自由化)、国にとって原油と並び重要な戦略商品は「金」です。

東西冷戦時代では、旧ソビエト連邦や中国との貿易決済がある時には金での調整となったほど、最も便利で一般的な最終的交換手段です。

いま世界が金争奪戦へシフトしている要因を、経済数値から読み解きましょう。

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金の価格

金はインフレや社会不安があるときに、地政学的に不安定な地位で選好されます。

金貨は、オンス(1オンスは31.1g)や2分の1オンス(15.5g)の目方を使い、金塊はgやkgを使っています。

現在、金の価格は500gなら250万円、1kgなら500万円程度なので、1gあたり5,000円前後と覚えておけば問題ないです。

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金を持ちたい新興国

あまり知られていないかもしれませんが、各国の中央銀行の大金庫には金塊が保管されています。

金利を生まない金を保有することは、時代遅れという声もありますが、超低金利時代の今では金を持ちたい新興国の中央銀行も増えているようです。

インフレが起きたときに貨幣価値が下がり、デノミネーション(「英: denomination」従来の貨幣の呼称単位を新しい単位に切り下げること)の経験から、フランスの中央銀行は金を好んで保有しているようです。 (1960年1月、通貨フランス・フランは1/100のデノミネーションを実施)

世界で比較的弱い通貨であったフラン時代には、中央銀行の金庫には数千トンともいわれる金塊が入っており、1939年ドイツ軍によるパリ占領の直前に運びだし、フランス領のセネガルなどに疎開させたという話も伝わっています。

原油などと違いかさばらない金は、20kg程度で約1億円の価値が享受できるため「有事の金」として好まれているのです。

世界は「金争奪戦」

実は「金利を生まない」との理由から保有金を売り続けてきた各国の中央銀行ですが、2010年以降は買い方に回っており、いま世界は「金争奪戦」の様相を呈しています。

金の国際取引は米ドル建ての1トロイオンス(31.1035g)で国際金価格の最高値は、2008年1月に更新されるまでの27年間は1980年1月ロンドン金現物市場で付けた1オンス850ドルがでした。

現在の最高値は2011年9月に株価に対する懸念がある中で、金融緩和の動きが強まり金が買われて高騰 し1オンス1923.7ドルとなっています。

世界的な金融不安から機関投資家を中心に資産の一部を金にする動きが強まり、各国の金融緩和によって金利が実質マイナス、通貨価値の目減りの回避やインフレ対策などから、高騰の中でも金が買われ続ける大きな理由が経済数値からわかります。

個人の投資対象としても人気

個人の投資対象としても「有事の金」といわれるほど金(ゴールド)は根強い人気があります。

サブプライムローン問題やリーマン・ショック等による金融不安などの政治経済が不安定になっても、その影響を受けにくいという特徴があるからです。

ただし、金そのものは何も生み出さないので、株式やFX(為替市場)などの投資のようにそれ自体の付加価値が増大することはないということは忘れないでおきましょう。

fxrepo.hateblo.jp