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副業で始めるFX自動売買(システムトレード)

FX自動売買(システムトレード)で始める副業と資産運用

FX自動売買(システムトレード)で重要な通貨ペアの組み合わせと仕組み

FXの取引は異なる2つの通貨を売買し、この組み合わせを通貨ペアといいます。

米ドルを円で1万通貨分買うとすると、「米ドルを買って円を売る」という通貨ペアでの取引になります。

もちろん円以外の外貨同士の通貨ペアの組み合わせもあるので、通貨ペアとは通貨の組み合わせの数だけ存在します。

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通貨ペアは2つの異なる通貨の組み合わせ

取引できる通貨ペアはFX会社によってもことなります。M2J(マネースクウェア・ジャパン)で取引ができる通貨ペアは以下の一覧になります。

トラリピ取引通貨ペア 一覧

お取引通貨ペア
最小値幅
決済通貨
売買単位
1回あたりの取引上限金額
米ドル/円(USD/JPY)
0.01円
JPY
1,000 USD
2,000,000 USD
ユーロ/円(EUR/JPY)
0.01円
JPY
1,000 EUR
2,000,000 EUR
ユーロ/米ドル(EUR/USD)
0.0001米ドル
JPY
1,000 EUR
2,000,000 EUR
豪ドル/円(AUD/JPY)
0.01円
JPY
1,000 AUD
2,000,000 AUD
豪ドル/米ドル(AUD/USD)
0.0001米ドル
JPY
1,000 AUD
2,000,000 AUD
NZドル/円(NZD/JPY)
0.01円
JPY
1,000 NZD
2,000,000 NZD
NZドル/米ドル(NZD/USD)
0.0001米ドル
JPY
1,000 NZD
2,000,000 NZD
カナダドル/円(CAD/JPY)
0.01円
JPY
1,000 CAD
2,000,000 CAD
英ポンド/円(GBP/JPY)
0.01円
JPY
1,000 GBP
2,000,000 GBP
ルコリラ/円(TRY/JPY)
0.01円
JPY
1,000 TRY
2,000,000 TRY
南アフリカランド/円(ZAR/JPY)
0.01円
JPY
10,000 ZAR
2,000,000 ZAR

出典:通貨ペア | 商品・サービス(FX) | M2JFX - マネースクウェア・ジャパン(M2J)

メジャーカレンシーとは

明確な定義はありませんが、米ドル、ユーロ、円、ポンド、スイスフラン、豪ドル、カナダドルなど国際的な市場(マーケット)で取引される通貨で、取引量や取引参加者も多い通貨を「メジャーカレンシー」、それ以外は「マイナーカレンシー」と呼ばれています。

「メジャーカレンシー」は市場規模が大きく、取引参加者も世界中にいるため、市場で安定した取引ができる傾向にあります。

世界の中央銀行を束ねる国際決済銀行(Bank for International Settlements 略:BIS)の統計によると、世界でもっとも多く取引されている通貨ペアは米ドル/ユーロ、次いで米ドル/円、米ドル/ポンドとなっており、トラリピでの取引も可能です。

ドルストレートとクロス円

通貨ペアは大きく分けると「ドルストレート」と「クロス円」の2つに分けられます。

米ドルと他の国の通貨の組み合わせは「ドルストレート」になり、米ドル/円や米ドル/豪ドルなど片方が米ドルの通貨ペアならばすべてドルストレートになります。

世界中で利用される基準通貨のため各国の通貨と直接取引される米ドルの影響を、ドルストレートはとても大きく受けます。

「クロス円」は円と他の通貨の組み合わせになり、ユーロ/円、ポンド/円、豪ドル/円など米ドル/円以外で片方が円の通貨ペアなら、すべてクロス円となります。

一見米ドルの影響は受けなそうですが、実は間に米ドルを挟んで間接的に取引をしているため多少関係しています。

代表的な通貨ペアの特徴

通貨ペアによって為替レートの値動きにより利益・損失が変わるため、FX自動売買(システムトレード)でも重要な代表的な通貨ペアの特徴を紹介します。

米ドル/円(USD/JPY)

世界の基準通貨として流通量が1位となっている通貨が米ドルです。

歴史としては第2次世界大戦までは英ポンドが基軸通貨でしたが、以降からいままで世界中の取引で利用されるようになっているので流通量も他の通貨と非ではありません。

米ドル以外の通貨の国と貿易や金融取引をする際、たいていはいったん米ドルにして決済を行い、再度それぞれの通貨に戻すという手続きをしています。

このようなことからも、米ドルの動向は世界中の市場参加者が注目され「有事のドル買い」とまでいわれ、緊急事態などには比較的安定資産とされていた米ドルが買われる傾向でした。

しかし、最近は経済不安やテロの懸念などから安定資産のイメージが薄れつつあります。

アメリカの経済動向に大きく左右され、原則毎月第一金曜日に公表される雇用統計、Federal Reserve Board(アメリカの連邦準備制度理事会のことで、アメリカの公定歩合など金融政策の策定やアメリカ国内の銀行の監視を行ってる。略:FRB)の議長発言などにより為替レートが大きく動くことがあります。

流通量も多く、値動きも比較的穏やかでFX会社も米ドル/円のスプレッドがもっとも安く設定されているので初心者が扱うには適した通貨ペアとなっています。

主な通貨の上昇要因
  • 政策金利の引き上げ
  • GDPの拡大
  • 貿易黒字の拡大
  • 雇用系統の改善
主な通貨の下落要因
  • 政策金利の引き下げ
  • 金や原油などの価格上昇
  • テロやハリケーン被害

ユーロ/円(EUR/JPY)

ヨーロッパの28ヵ国が加盟している独特な経済的および政治的協力関係を持つ民主主義国家の集まりをEU(欧州連合)といいます。

第二次世界大戦後から前身となる組織はあり、1993年からEUとなっています。EU加盟国はみな主権国家で、その主権の一部を他の機構に譲るという世界で他に類を見ない仕組みに基づく共同体を作っています。

このEUが1999年に導入した統合通貨をユーロといいます。通貨や紙幣が流通し始めたのが2002年と比較的新しい通貨ですが、2016年現在でEU加盟国19ヵ国とEU日加盟数か国で利用されています。

ユーロを利用している19ヵ国の経済動向に左右され、特にドイツやフランスなど規模が大きな国の動向に引っ張られる傾向があります。

ECB(欧州中央銀行)の動向や総裁の発言なども注目が必要です。過去には加盟国の一つ、ギリシャで財政赤字の隠ぺいが発覚したことにより2010年に欧州金融危機が発生し一気に円高ユーロ安となりました。

米ドルに次ぐ流通規模ですが、先行きに不安も抱えています。

主な通貨の上昇要因
  • 政策金利の引き上げ
  • ユーロ圏の中心(ドイツやフランス)の好況
  • 各国の外貨準備高のユーロ比率増加
主な通貨の下落要因
  • 政策金利の引き下げ
  • ユーロ加盟国の経済不安
  • 失業率の上昇
  • GDPの減少

ユーロ/米ドル(EUR/USD)

外国為替市場でもっとも多く取引されているのがユーロ/米ドルになり、世界中の市場参加者たちの思惑が反映されている通貨ペアといえます。

世界のニュースを受けて動く市場参加者が多く値動きも大きくなる傾向があるので、流動性が高くて情報が得やすい上に値動きが大きくなりやすいです。

夕方にヨーロッパ市場が開き、夜にニューヨーク市場が開くため同時に開いている夜10時から深夜1時ごろまでが値動きが活発になるので、日中働いている副業サラリーマンにとっては狙いやすい通貨ペアとなっています。

きちんとリスク管理をしないと大きく値動きしやすい通貨ペアなので、思わぬ大きな損失をしてしまうことがあるので注意が必要です。

主な通貨の上昇要因
  • 米国雇用統計の不調
  • ユーロ圏の経常黒字
  • ドイツやフランスの好調
  • アメリカのテロ発生
主な通貨の下落要因
  • 米国雇用統計の好調
  • アメリカの利上げ
  • ユーロ圏の追加緩和、利下げ
  • 欧州危機問題が再燃

豪ドル/円(AUD/JPY)

オーストラリアの通貨でオーストラリアドル(豪ドル)はコモディティ通貨として(資源国通貨、鉱物資源や農産物などの市況商品を産出しそれを主な輸出品としている国の通貨のこと)知られています。

鉄鉱石や石炭、天然ガス、げにゅなどを輸出する資源国のオーストラリアは、これらの資源の価格に影響をうけるといわれています。

目下、世界的な資金源安が続き、特に原油価格は下落傾向ですがオーストラリアの中央銀行は「資源は緩やかに回復傾向」と資源以外の部門が堅調に推移していると説明しています。

FXで豪ドルが人気の理由はスワップポイントにあり、金利が比較的に高い水準にあるため、金利がとても低い水準の日本との金利差が大きくなっているからです。

ただ、オーストラリアの輸出相手国の第一位中国の景気減速により、資源需要がしぼんでしまうとオーストラリアの経済成長も止まってしまうと懸念され、ゆくゆくは通貨不安から金利差が縮小してしまうことも考えられます。

主な通貨の上昇要因
  • 政策金利の引き上げ
  • 資源価格の高騰
  • 中国やインドなどの新興国の好況
主な通貨の下落要因
  • 資源価格の下落
  • 雇用統計などの経済指標の悪化

NZドル/円(NZD/JPY)

豪ドルと似た値動きで同様にコモディティ通貨といわれています。ただ、オーストラリアのコモディティは鉱物資源に対し、ニュージーランドのコモディティは酪農製品や肉類・果物といった農産物が中心になります。

また、ニュージーランドの貿易相手国のトップがオーストラリアのため、オーストラリアの経済事情を受けて為替レートが変動しやすいです。

豪ドルと異なる点は市場規模の小ささで、メジャーカレンシーの中でも小さい豪ドル市場規模と比較してもマイナーカレンシーのNZドルははるかに小さいです。

そのため、まとまった金額の取引があると為替レートが変動しやすくなり、各種指標の発表が日本の深夜時間帯なので安易にポジションを持ったままにしないことが安全です。

主な通貨の上昇要因
  • 政策金利の引き上げ
  • コモディティ(農産物)の価格上昇
  • 豪ドルの上昇相場
主な通貨の下落要因
  • 政策金利の引き下げ
  • コモディティ(農産物)の価格下落
  • オーストラリアの景気悪化

英ポンド/円(GBP/JPY)

基準通貨となった通貨は米ドルと英ポンドの2つで、第2次世界大戦前が終わる前までは英ポンドが基準通貨として世界中の貿易の決済などで利用されていました。

現在でも米ドル、ユーロ、日本円に次ぐ第四位の取引量で、米ドルやユーロよりも値幅が大きいので短期売買で利益を得ようとするトレーダーに人気で、BOEの政策金利発表や雇用統計、インフレレポート公表などによって激しく値動きします。

欧州連合(EU)を離脱すべきかどうかイギリスの欧州連合離脱是非を問う国民投票(英語: United Kingdom European Union membership referendum)が2016年6月23日に実施され、離脱支持側の僅差での勝利となりました。

今後もイギリスはポンドを使い続けると予想され、今回の国民投票の結果がEUやイギリスにとっても大きな転換点となり今後の動向が注目されています。

主な通貨の上昇要因
  • 政策金利の引き上げ
  • GDPや雇用統計の改善
  • 原油価格の上昇
主な通貨の下落要因
  • 鉱工業生産指数など経済指標の悪化
  • テロの懸念

南アフリカランド/円(ZAR/JPY)

資源の豊富な新興国通貨として南アフリカランドが上げられます。

金やプラチナといった貴金属の産出量が世界一でダイヤモンドやクロム、鉄鉱、石炭などの資源も豊富です。これらを輸出してアフリカ大陸の経済をけん引しています。

金利がとても高く、スワップポイントが多く得られるメリットがありますが、為替レートの水準が他の通貨と比較すると極端に低いことに注意しましょう。

また、市場が小さく値動きが激しく、南アフリカのニュースなどの情報がなかなか入らず、気づかない間に為替レートが乱高下していることもありまえます。

治安も悪く、経済危機や政情不安が発生しているため、あまり長期投資でのメイン通貨ペアとしては合わないです。

主な通貨の上昇要因
  • 政策金利の引き上げ
  • 資源価格の高騰
主な通貨の下落要因
  • 赤字の拡大
  • インフレ
  • 政情不安