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株式型投資信託の「国内株式型投資信託」と「海外株式型投資信託」の特徴と違いは

企業が事業を行っていくためには、多くの資金が必要です。資金を調達する一つの方法として、企業(株式会社)が投資家(株主)に対して「株式」を発行し投資家から出資してもらう方法があります。

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株式投資信託とは

出資した投資家は株主となり、配当や株主優待を受けることができますが、株も金融商品なので、値上がり益が期待できる半面、値下がりや無価値になるリスクもあります。

多くの上場企業の中から今後成長する企業を選ぶことは素人には至難の業です。しかし、株式型投資信託なら、運用のプロが数ある企業の中から投資先を選んでくれます。

国内の株式をメインに投資を行う株式投資信託のことを「国内株式型投資信託」、外国の企業の株式をメインに投資を行う株式投資信託を「海外株式型投資信託」といいます。

国内株式型投資信託

国内株式型投資信託とはその名の通り、日本国内で上場している複数の企業に投資をすることになりますが、大きく分けてパッシブ型(インデックス型)とアクティブ型の二種類があります。

パッシブ型は、日経225やTOPIXなど指数をベンチマークとし、国内の市場平均の動向に沿って運用するように設定された投資信託です。「日経平均株価は国の経済を表す鏡」ともいわれ、日本の経済全体にお金を投資できるといった点が強みです。

国内の経済が好況のときは多くの会社に分散投資をすることで安全性を確保しながら高いリターンを得ることができます。売買はコンピュータによりシステム的に運用されるので、全般的にコストも安めで、ファンドごとに大きな値動きの違いはありません。

一方、アクティブ型はそれぞれのファンドマネージャーが銘柄を調査・分析して組み入れ銘柄を決定する投資信託です。

成長力が見込める会社や注目度が高い業種の会社など様々な組み合わせがあり、ファンドにより運用成果が大きく分かれるのが特徴です。

より積極的に利益を狙いたい、短期で利益を狙いたい方にお勧めですが、運用レポートなどで期間ごとの成績を比較することが重要です。

海外株式型投資信託

海外株式型投資信託は日本国内への投資だけでなく「外国にも手軽に投資ができる」、「世界トップクラスの企業にも投資ができる」のも魅力です。

先進国株式と新興国株式の大きく2種類にわかれます。先進国とはアメリカやEUなどの経済発展が成熟した国、新興国は中国やインド、ロシア、ブラジル、トルコ、南アフリカ、東南アジア諸国、中南米諸国、東欧諸国など成長性の高い国を指します。

過去20年の日本の平均株価(日経255)はほぼ横ばいの推移ですが、米国の平均株価(S&P500やNYダウ)をみると20年で約3倍の上昇となっています。

日本国内の株にだけ投資するのではなく、海外株にも目を向けていることにより大きなリターンを得られる可能性が広がります。

fxrepo.hateblo.jp

日本国内・先進国の地域の特徴

投資先として「国内」と「先進国」の地域性の違いをみると、米国、欧州連合(EU)、カナダなどの成熟した経済をもつ先進国は安全性が高いため、安定した運用が期待できる。

「国内」は少子高齢化の波が押し寄せ、経済成長が見込めるのか不安定要素があるが、為替の影響がなく、情報が早く入手できることからも投資初心者には合っている。

日本国内の特徴

  • 政治・経済ともに安定しているため、安全性が高い(リターン小、リスク小)

  • 為替変動の影響がなく、情報も手に入りやすい

  • あらゆる産業、金融商品があり選択肢が多い

先進国の特徴

  • 政治経済ともに比較的安定しているため、安全性が高い(リターン小、リスク小)

  • カジノなどの日本国内では投資できない産業への投資が可能