副業で始めるFX自動売買(システムトレード)

FX自動売買(システムトレード)で始める副業と資産運用

FX自動売買(システムトレード)以外もある自由な注文方法の種類を知ろう

FXの売買を行うに注文方法はFX自動売買(システムトレード)以外にもいくつかの種類があります。

FX取引では為替レートの値動きを予想し、通貨を「買う」、「売る」とFX会社に依頼することを『注文』と言います。そして、その注文による売買が成立したことを約定といいます。

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M2Jの多彩な注文方法

M2J(マネースクウェア・ジャパン)で利用できるトラリピの代表的な注文の種類とその使い方、損失が発生した場合の強制決済などを紹介します。

成行(なりゆき)注文

価格を指定せずに今すぐ売買したいなら成行注文を選択します。売買する通貨ペアと数量だけ決めて、価格を指定しない注文方式です。

注文することでほぼ確実に約定しますが、売買価格を指定しないため想定より、注文価格または決済価格から大きく乖離したレートで約定する可能性もあるので注意が必要です。

為替レートは毎秒変動しているため、FX会社のサーバーが注文を処理するわずかな時間でも為替レートが変わる可能性があります。

そのズレ・誤差のことをスリッページといいます。M2J(マネースクウェア・ジャパン)では成行許容値幅を設定できるので、それを超えた場合は約定しない機能を備えています。

成行(なりゆき)OCO注文

成行注文でポジションを持ち、同時に2つ決済価格の注文を行えます。

決済注文をあらかじめ設定して、ポジションを保持したい際に最適な注文方法です。

指値(さしね)注文

指値注文は売買価格を指定する注文方法です。自分の予算に合わせて希望の注文をだすことができ、有効期限の設定も可能です。

M2J(マネースクウェア・ジャパン)では「無期限」、「今週限」、「当日限」、「期間限定」と設定が可能です。

ただし、為替レートが指定の価格になったら約定するため買いそびれなどチャンスを逃してしまう可能性もあります。

逆指値(ぎゃくさしね)注文

指値注文と逆の注文方法で、現在より高い為替レートで買い注文を出したい場合、もしくは安い為替レートで売り注文を出したい場合の注文方法です。

予想しているトレンド(相場の流れ)になった際に、注文をしたい場合に最適です。

イフダン(if done)注文

一度に新規注文と新規注文が成立した際に、有効となる決済注文をセットで出すことができる注文方法です。

決済注文は指値でも逆指値でも注文が可能ですので、ポジションを持つ注文と決済注文( 利益確定のための「指値注文」と損失限定のための「ストップ注文」)が一回で同時に出せます。

OCO(オーシーオー)注文

ポジションを持っている際に利益確定の注文と損切りの注文を同時に出せる注文方法です。

もちろんどちらかが約定したら、もう片方の注文は自動的にキャンセルされます。

IFO(イフダン オーシーオー)注文

イフダン(if done)注文とOCO(オーシーオー)注文を組み合わせた注文方法です。

ポジションをとる注文が約定すると、利益確定と損切りの注文が設定される全てワンセットで出すことができる注文方法です。

トラップトレード

トラップトレードとは名前の通り、捕獲(トラップ)を仕掛ける注文方法です。

指値注文は指定した1つの注文が成立すると終了ですが、トラップトレードは指値を複数指定することで注文金額を分散し成立する幅を広げます。

トラップIFD(イフダン)

IFO(イフダン オーシーオー)注文とトラップトレードを組み合わせた注文方法です。

RIFD(リピートイフダン)

RIFD(リピートイフダン)はM2J(マネースクウェア・ジャパン)の登録商標でイフダン(if done)注文を自動で繰り返してくれる注文方法です。

為替レートが一定の値幅の中で上下するレンジ相場で活用できます。

M2J(マネースクウェア・ジャパン)独自の発注管理機能

M2J(マネースクウェア・ジャパン)が特許を取得した独自の発注管理機能といえば「トラップリピートイフダン(トラリピ)」および「らくらくトラリピ(らくトラ)」です。

両方ともトラリピで全く同じ注文ですが、発注方法が異なりますので各発注方法について紹介します。

トラップリピートイフダン

相場を点(一つの指値のみ)ではなく面(分散した指値注文)でとらえるトラップトレードと、イフダン(if done)注文を何度も自動で行うRIFD(リピートイフダン)を組み合わせた注文方法です。

上下変動の予想が難しいレンジ相場の設定をRIFD(リピートイフダン)を複数設定することで、想定レンジの値動きで注文が確定します。

予測したレンジ相場が続き限り自動的に注文を繰り返してくれるため、利益が確定するのを待つだけというのがトラリピの特徴です。

発注の際に指値、逆指値に分けて注文する必要がありますが、利点としてトラップ値幅を自身で設定することが可能です。

発注方法は通貨ペアと注文金額、スタート価格(「新規・買・指値」か「新規・買・逆指値」、「新規・売・指値」か「新規・売・逆指値」)、トラップ本数、トラップ値幅と利益金額を設定し、決済トレールとストップロス価格を設定してするかを指定すれば完了です。

※決済トレールとは決済価格がトレンドを追いかけて、反転したら利益を確定することで利益の極大化を狙うトラリピ専用の機能です。

らくらくトラリピ

「らくらくトラリピ(らくトラ)」の特徴としては指値、逆指値を考慮することなくレンジ幅と本数を設定し簡単に発注できることです。

発注方法は通貨ペアと注文金額、レンジ(「新規・買」か「新規・売り」)、トラップ本数と利益金額を設定し、決済トレール、ストップロス価格を設定してするかを指定します。

設定したレンジ幅と本数から自動的にトラップ値幅が算出されるので、「トラップリピートイフダン(トラリピ)」のようにトラップ値幅の設定はできません。

リスク回避を意識した注文

このようにM2J(マネースクウェア・ジャパン)では多彩な注文方法がありますが、リスク管理を忘れずに損切り(ストップ注文)を忘れずに入れましょう。

損切り設定をしていないことにより、思わす相場変動で外国為替市場から退場してしまわぬように注意が必要です。